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『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』(山本ケイイチ著、幻冬舎新書) [書評]

この前『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』(山本ケイイチ著、幻冬舎新書)を読みました。

まず、山本ケイイチ氏とはどんな方かというと、
売れっ子のパーソナルトレーナーでこれまでに何冊もの本を書いている方です。

本書の内容をごく簡単に紹介していくと、
まずはじめに、最近ビジネスパーソンの間でトレーニングをすることが
徐々に浸透してきていることが述べられ、
次に、なぜトレーニングをするようになってきたかという背景が展開されています。

これをざっくり説明すると、人と言うのはまず第一印象が大事であり、
その中で体型が大きなウェイト占めます。
なのでビジネスを行ううえで好印象を持ってもらうため、
トレーニングで体型を維持する方が増えているというわけです。
特にアメリカではそうなんですが、肥満体形の方は自己管理ができないといことで、
出世が遅れるという傾向があるそうです。

本書の後半ではトレーニングを継続していくためのコツなども書いてあります。

トレーニングを行っていくうえで大事なことはなによりも「続けること」。
これは本書には書いていないんですが、
トレーニングは英語で書くと「training」、これは「train」+「ing」です。
「train」というのは「電車」という意味なんですが、「連なる・続いている」という意味もあります。
つまり「training」という言葉自体に「続けること」という意味があります。
話をもとに戻すと、トレーニングというのは1回やっただけでは効果が出ないもので、
くりかえし行うことで効果が出てくるものなのです。

ではどうやったらトレーニングを継続することができるのか?というと、
トレーニングを習慣化してしまえばいいんです。
人というのは一度習慣になってしまったものは、そう簡単には変えようとはしないものです。
たとえば仕事に行く途中にコンビニに寄ることだったり、
飲み会の帰りにラーメンを食べに行ったりしてしまうのは、そういう習慣になってしまっているからです。
なのでトレーニングを続けようと思うのなら、
トレーニングを日常の生活に組み込んでしまうのが一番いいんです。

ただ気をつけてほしいのは、新たに習慣に組み込むときに他のことに無理が出ないようにすることです。
これから毎日3時間トレーニングしようなんてことは、働いている人には実際の問題として不可能です。
なので無理のないようにスケジュールを組み込むことが必要です。

つまり自分のスケジュールを把握しており、いつだったらトレーニングを行えるのかを
管理できる人がトレーニングを継続できる人ということになります。
仕事のできる人ほど自分のスケジュール管理ができているので、
いつトレーニングを行うということを決めることができ、
トレーニングを続けることが出来るんです。
逆に言えば、仕事を管理できない人はスケジュールを立てることができず、
どんどん先延ばしにしてしまい、結局はトレーニングをすることができずに終わってしまいます。

というようなことが(だいぶ私見もはいってますが)本書には述べられています。
これからトレーニングをしたい人も、そうでなくてもこれからなにか始めるという方にも、
継続するためのヒントがたくさん書かれていますので、
ぜひ一度読んでみると参考になるのではないかと思います。
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